パート1
いつから妄想族に入族したのか?
ハッキリしないが、記憶が鮮明なところでは14才
初めてゴルフのクラブを握った日
練習場、たまたま出会いがしらに当たった1球
スーパーウルトラ脳天気な父はすかさず
「お前ならプロゴルファーになれる!」
「プロゴルファーになる!」と私
5秒で将来の夢が決まった!
そこから打った打球を1球も覚えていないほど、妄想に没頭
ローラーボーをカレンダーで見たことがあるくらい
ゴルフの情報はゼロだった私の妄想は自由
18才でプロになり、活躍して、優勝し、賞金で家をプレゼント、そして華々しく結婚引退!
シナリオはもうバッチリ!
目的は親孝行
親孝行するよい方法見つけた ~~~!
テンションはマックス
『プロゴルファーなんて、あんな金稼ぎ』とか『お前はプロになれない』という心ない大人の言葉もあったけど
『なんて変な大人なんだろう?かわいそうだなぁ 』と思い、
突き進む
その後も妄想族の勢力は増し、プロテスト合格、初優勝、アメリカツアー挑戦
シナリオは鮮明過ぎて、ガッツポーズで夜中ガバッと起きてしまうほど
アメリカツアーは自分のスタイルが固定する前に沢山吸収したいと思い臨んだ。
アメリカツアーは学びに行ってるようじゃダメだった。
勝負に行かなくちゃ。
スイング分析も未熟。目につく枝葉を取り入れようとしてバラバラになった。
その後あたりから、妄想族の勢力は急速に弱まった。
それが初優勝から2勝目までのブランク歴代一位(9年297日)の記録の始まりだった。
さて!
「お前ならプロゴルファーになれる!」と言った父
昔懐かし、分解写真が出てきた!

わかりやすい力任せのスイング
今ならすぐにカッコいいスイングにしてあげられたのに
お父さ~ん、間に合わなくてごめんね~
この父の太鼓判でプロを目指した私。
やるぅ~(笑)
妄想族のススメ パート2に 続く
Language
日本語